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ゲルマニウムからデジタルまでラジオの歴史をたどる——「作って合点!ラジオのしくみNo.5 DSPラジオキット」発売

ビット・トレード・ワンは、DSPを使用したデジタルラジオ「作って合点!ラジオのしくみ」と連動した「DSPラジオキット」を10月19日に発売する。CQ出版が発行するCQ ham radioで2017年1月号から始まった連載記事「作って合点!ラジオのしくみ」との連動企画だ。

photo 左から順に「ゲルマニウムラジオ」→「ストレートラジオ」→「レフレックスラジオ」→「スーパーヘテロダインラジオ」→「DSPラジオ」

ラジオの歴史を追いながら各時代のラジオを製作していく本シリーズは、第1弾のゲルマニウムラジオから始まり、ストレートラジオ→レフレックスラジオ→スーパーヘテロダインラジオと検波方式の進化をたどり、今回第5弾のDSPラジオでデジタル時代の到来となる。

本キットは、雑誌記事と連動する形でDSPラジオの回路構成を学びつつ、実際にラジオを製作するもので、DSPラジオの仕様は受信周波数がAM:531~1629KHz、FM:76~108MHz、受信方式はダイレクトコンバージョン方式、アンテナはAMがバーアンテナ、 FMがイヤホンケーブルとの兼用アンテナだ。電源は単4乾電池×2、サイズは115×69×28mmで重量は約110g(電池を除く)となっている。

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加工済のケースを含むキット部品一式と部品表が付属するが、ステレオイヤホンや乾電池は別売で、組み立て時には半田ごて一式、ニッパー、ドリルが必要になる。

本キットはCQ ham radio 2017年9月号での解説記事および10月号、11月号との連動企画で、製作方法は同誌10月号、11月号に掲載される予定だ。

価格はオープン価格で、シリコンハウス各店、千石電商各店、ツクモRobot王国、デジット各店、マルツエレック各店、およびAmazon、共立エレショップ、ビット・トレード・ワン公式などの各オンラインショップで取り扱う。製造元のビット・トレード・ワンのオンライショップでの価格は8800円(税別)で、予約受付中だ。

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