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習慣や日課を学習し使えば使うほどなじんでいく——家庭用アシスタントロボット「Olly」

使う人の習慣や日常の行動を学習し個性に合わせた対応をする家庭用ロボット「Olly」がIndiegogoに登場し、人気を集めている。

Olly

Ollyは、音声でエアコンやオーディオ機器などを操作するアシスタントロボット。ドーナツ型の本体に広角カメラ2台、スピーカー、マイクロフォン4個を備え、マイクで拾う音声とカメラに映る映像を使って人物を認識し、部屋のどこにいるかも感知できる。交通情報や天気予報などを音声で伝えることも可能だ。

Olly

Ollyが他の音声アシスタントロボットと異なるのは、カメラとマイクから入力される音声や映像を基に独自開発のAIシステムとキャラクターエンジンによって使う人の表情や動き、声の調子から感情や気分を読み取り、習慣的行動を学習する機能がある点だ。Ollyは音声による指示を待つだけでなく、学習結果を活用してOlly自ら使用者に語りかけたりできる。

Olly

使えば使うほどその人の好みや習慣を学習してなじんでいき、今、何を必要としているかを予測して、例えば、その時の状況や気分に合った楽曲を聴いてみてはどうかというアドバイスができるようになるという。

Olly

Ollyの特別早期割引価格適用分は既に受付終了しているが、早期割引価格499ドル(約5万6000円)での入手が可能。出荷は2018年3月の予定で、日本への送料は30ドル(約3400円)だ。

Ollyは2017年10月27日までクラウドファンディングを実施するが、9月29日時点で目標額10万ドル(約1130万円)を上回る約16万ドル(約1830万円)を既に集めている。

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