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Raspberry Pi対応高級オーディオケース——シングルボードコンピュータ用アルミケース「CASE 01」

バリュートレードは、ネットワーク指向のAV機器を展開するAVIOTブランドから、シングルボードコンピュータ用オーディオグレードアルミケース「CASE 01」を発売した。

CASE 01の全体のプロデュースおよび機構設計は、オーディオ評論/ITコラムニストの海上忍氏、インダストリアルデザインはMichael Tong氏が担当し、オーディオ用途に特化した設計と意匠が施されている。

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シングルボードコンピュータを固定する底部シャーシは、アルミニウム合金の塊から削り出して最厚部を3ミリとすることで振動対策を行い、オーディオ用ケーブル接続時に本体が浮き上がるのを防ぐために約170gの重量を持たせている。

また、メインボードと拡張ボードの間には厚さ約2mmの銅製シールドが配置できる機構を採用し、剛性の向上とメインボード側から放射される電磁ノイズの、オーディオ拡張ボードに対する影響を抑えている。

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対応するシングルボードコンピュータは「Raspberry Pi 2 Model B」、「Raspberry Pi 3 Model B」、そしてRaspberry Piと各種インターフェースの位置などの互換性がある「ASUS Tinker Board」も利用できる。絶縁対策も兼ねるアルマイト加工が施されたアルミニウム合金筐体の放熱効果により、長時間オーディオ再生しても安定して動作できるという。

また、オーディオ用拡張ボード部分に関しては、国内のオーディオ関連企業が賛同する「ワンボードオーディオ・コンソーシアム」が策定したRaspberry Pi用オーディオ規格「π-A1」を採用して、ケース側面と前面の一部を交換可能な設計とし、拡張ボードの交換に伴う端子位置や数の変更に対応できる。ブライトーン「Terra-Berry DAC2」、new_western_elec「SabreBerry 32」、HifiBerry「HiFiBerry DIGI+」用に、CASE 01と同じ材質と表面加工の交換パネルをオプションとして用意する。

CASE 01の外形寸法は91×66×49mm、価格は1万4880円、交換パネルは各980円(価格はいずれも税別)だ。

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