同社によると、AGpossはナイロン表面に銀をメッキした繊維で、銀練り込み繊維やフィルム状の銀糸と比較して銀量が多いため、導電性や電磁波シールド、抗菌／防臭、保温／断熱、制電効果などが優れているという。

今回発売したAGfitは、ポリウレタン弾性繊維を芯材とし、AGpossをらせん状に巻き付けることにより、2倍の伸度を持たせたとしている。

これまでAGpossには、紡績糸、カットファイバー、撚糸、織物、不織布などの商品群があるが、伸縮性を高めたAGfitを加えることで、さらに幅広いニーズに応える。

なお同社は、10月11日～13日に東京ビッグサイトで開催される、テキスタイル、皮革・毛皮、服飾資材・繊維資材など、衣服や小物の製造に関わる生地・素材の商談展「第3回 国際生地・素材EXPO テキスタイル東京 秋」に、AGposs／AGfitを出展する。