IoT Expressは、Wi-FiとBluetoothをサポートするマイクロコントローラーESP32（ESP-WROOM-32）を搭載するワンボードマイコンだ。基板はArduino互換で設計されており、Arduino用シールド（拡張基板）を利用できる。また例えば「Arduino core for the ESP32」を導入することでArduino IDEを利用したプログラミングも可能だ。

特集記事としてESP32についての解説や、Arduino IDEによるプログラミング入門、メーカー純正の開発環境（ESP-IDF）、ESP32を利用した動画再生プログラミングなどについても解説する。そして特設記事では組み立て手順や動作テストに加え、IoT Express上で実行できるMicroPythonを導入する手順や、サンプルプログラム集も取り扱う。組み立て手順のムービーも公開中だ。

なお、IoT Express用部品セットはaitendoから1750円で購入できる。完成品（2500円）も10月下旬に発売予定だ。

その他ESP32同様に安価にIoTを実現できるRaspberry Pi Zero Wについての解説記事や、Googleの AI音声認識サービス（Cloud Speech API）を利用した会話機能ビルトイン製作セット、Amazon Pollyを応用したネットワークプレーヤーの製作についての記事なども掲載する。別冊付録として「アナログウェアNo.4　まちがいだらけの熱対策ホントにあった話30」が付属し、定価は1000円（税込）だ。