京セラのSigfox開発ボード「Sigfox Shield for Arduino」、ソラコム、スイッチサイエンスで販売開始
2017/10/12 16:45
京セラコミュニケーションシステムは、自社販売しているSigfox開発ボード「Sigfox Shield for Arduino」をソラコム、スイッチサイエンスからも発売した。
加えて、ユーザーが独自にSigfoxネットワークを構築できるSigfox基地局「Access Station Mini」レンタルサービスの開始も発表した。
同社では2017年2月から、東京23区、川崎市、横浜市、大阪市でのSigfoxネットワークサービスの提供を開始し順次提供エリアを拡大しているが、山間部や閉空間などのサービスエリア外での利用要望に応えるためのサービスという位置づけだ。
同サービスでは、Access Station Mini本体と、3Gドングルによる基地局からSigfoxクラウドまでのバックエンド回線、屋内アンテナを一組として提供する。基地局本体のサイズは200×150×70mm、重量2.5kg。AC100V電源で作動し、受信感度は-134dBmだ。
利用料金は、初期費用2万4800円/台、月額費用9800円/台(価格はいずれも税別)で、設置工事はユーザー側が行う必要がある。主に屋内利用を想定したタイプで、屋外で使用する場合は別途屋外用キャビネットが必要となる。