スズデン、IoT/M2M専用モバイルインターネットサービス「スズデンMOBILE」を発売
2017/10/16 08:00
スズデンは、IoT/M2M専用モバイルインターネットサービス「スズデンMOBILE」を発売した。また、同社は電気通信事業法に基づく「仮想移動体通信事業者(MVNO)」登録を実施し、FAインテグレーターとしてMVNO事業への参入を発表した。
スズデンMOBILEでは、ドコモFOMA/Xi回線で利用可能な、データ通信専用のSIMカードを供給する。1回線単位で契約可能で、途中解約金なしの年間プラン型のため月ごとの支払い手続きは不要だ。
SIMカードのサイズは標準/マイクロ/nanoの全タイプに対応し、産業用途を意識した安定的回線を準備するとしている。グローバルIP(3G回線のみ)、SMSなどのオプションも用意する。
スズデンMOBILEによるIoT/M2M専用モバイルインターネットサービスを活用することで、従来、有線による通信ネットワーク構築が難しかった現場でのデータ収集や、広域範囲における設備の遠隔監視/保守など、さまざまなシーンでの利用が可能になる。
同社はセンシング技術によるデータ収集と、集約したデータの可視化/分析、およびソフトウェア/アプリケーション構築までをワンストップでサポートできる「スズデンIoTプラットフォーム」を提供している。
スズデンMOBILEの追加により、労働力不足や業務効率改善による自動化の検討や、働き方改革に向けたIT技術の活用など、多様なニーズに対応するとしている。