サポート構造を自動生成できる——金属3Dプリント用サポート自動生成ソフトウェア「Materialise e-Stage for Metal」
2017/11/17 08:00
ベルギーのマテリアライズは、金属3Dプリント用サポート自動生成ソフトウェア「Materialise e-Stage for Metal」を発表した。
同社は、光造形用のサポート自動生成ソフトウェア「Materialise e-Stage」で長い市場実績がある。Materialise e-Stage for Metalは、そのサポート生成技術を初めて金属3Dプリントへ応用したものだ。
同社では、従来の金属3Dプリントでは、サポートの生成と造形後のサポート除去に多くの工数がかかるが、Materialise e-Stage for Metalを使用した場合、手動と比較してサポート設計時間が最大90%、サポート除去時間が最大50%、仕上げ時間が最大20%短縮できたという。
生成するサポート構造は、グリッド状で隙間の多くなるようデザインされており、サポート内に入り込んだ金属粉の回収が可能で、造形コストの削減にもつながる。