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遊びながら創造性や問題解決力を身につける——モジュラー型ロボットキット「Robo Wunderkind」

モジュラー型のロボットを組み立てて、アプリからドラッグアンドドロップでプログラミングできるロボットキット「Robo Wunderkind」が先行予約を受け付けている。

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Robo Wunderkindは、ウィーンを拠点とする同名のスタートアップによるロボティックスプラットフォーム。センサーやモーターなどの機能を有するブロック型モジュールとホイールなどの部品を組み合わせることで、ロボットを組み立てられる。

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ロボットは、iOS/Android対応アプリを使い、ビジュアルプログラミングで制御できる。子どもでも直感的にコーディングができるよう、コマンドブロックは色で分類されており、また電子部品はブロック内に組み込まれており、安全性にも配慮されているという。

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15種類のモジュールを組み合わせることで、障害物を避けながら走るロボットカー、部屋に誰かが入ると音を鳴らすサウンドデバイス、ボイスメッセージの録音/再生デバイスなどが作れる。通信は、Bluetooth/Wi-Fiに対応する。

Robo Wunderkindの「Starter Kit」は199ドル(約2万2500円)で、内容はシステムモジュール/近接センサー/DCモーター×2/サーボモーター/RGBライト/ボタン/コネクタケーブル/ホイール×3/コネクター×8/LEGOアダプター×4/プロジェクトブック/充電ケーブル/フリーアプリ×2(iOS/Android)などだ。システムモジュールはキットのベースとして機能し、バッテリーやCPU、加速度計、スピーカーなどを内蔵する。

photo Advanced Kit

他にもセンサーやライト、ディスプレイなどを追加した「Advanced Kit」を349ドル(約3万9500円)、ラインフォロワーやモーションセンサーなどロボット機能を強化した「Professional Kit」を699ドル(約7万9100円)で提供する。先行予約はRobo Wunderkindのウェブサイトで受け付けており、発送は2018年の1月を予定している。日本の出荷にも対応するが、送料については確認が必要だ。

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