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Microsoft AzureをIoTに活用——「Power IoT Platform」無料体験サービスを開始

アジュールパワーは、Microsoft Azure上で動作するIoTプラットフォーム「Power IoT Platform」の無料体験サービスを開始した。

Power IoT Platformは、同社が2016年10月に提供を開始した、Microsoft Azure上で動作するクラウドネイティブなIoTプラットフォーム。IoTデバイスをクラウド環境へ閉域接続できる専用SIMをはじめ、IoTの導入と運用に必要となる基本機能を提供する。Microsoft製品との親和性も高く、BIツール「Microsoft Power BI」や、AI・機械学習サービスともスムーズに連携できる。

閉域IoT専用SIMによるデータ収集機能「Power SIM」、センサーデータのデータ形式・プロトコルと、クラウド上のIoTサービス間のデータ変換機能「Power Connect」、データ可視化とIoTデバイスの各種管理機能「Power Monitor」、そしてAPIによる外部システム、業務システムとの連携機能「Power API」(近日リリース予定)の4つの機能がある。

月額550円(128kbps)または650円(256kbps)で、定額容量制限なくクラウドと閉域接続できる専用SIMを提供する。また、プロトコル変換によりIoTデバイスのプロトコルそのままでクラウドと連携できる。PoC環境(検証工程)を迅速に構築でき、Azure PaaS、SaaSを活用することで業務システムの開発費を削減可能だ。

さらに、動作検証済みのデバイスや、用途別のソリューションを購入できる2つのマーケット機能「デバイスマーケット」「ソリューションマーケット」を提供予定。デバイスメーカー向けに、認定デバイス制度も用意する。

今回、オープンプラットフォームとして無料ユーザー登録が可能となり、ユーザー登録すると、あらかじめ用意されたテストセンサー情報の可視化までを体験できるようになった。

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