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山口から世界へ——折りたたみ式電動アシスト自転車「e-ANBAI」

折りたたみ式電動アシスト自転車「e-ANBAI」が、Makuakeにて出資を募っている。

e-ANBAIプロジェクトの発信元は、山口県岩国市のツバメ・イータイム。元は女性社員数名のチームからスタートした企画だったという。 電動バイクメーカーの発想力と技術力を合わせ、電動アシスト自転車の開発に挑戦している。

e-ANBAIは電動アシスト機能として、5段階のアシストモードを用意。坂道や平坦な道など、走行状況に合わせてアシストを調節できる。

アシスト比率は時速10km未満で最大になり、ペダル:モーター出力比で1:2となる。時速24km未満では走行速度が上がるほどアシスト比率が徐々に減少していき、時速24km以上では補助力が0となる。

電動アシストモードにおける、アシスト補助機能での走行可能距離は25~45km。もちろん、アシストモードをオフにしたペダルでの走行も可能だ。

モーターには高効率ブラシレスモーターを採用し、メンテナンスフリーで長寿命(約5年)という優れた速度安定性を可能としている。

また、タイヤには16インチの幅広サイズを使用。あえてチューブタイヤを採用し、リムなどに受ける強い衝撃をタイヤの空気圧でできるだけ一定に保つ事で、走行時の安定性を高めている。

ブレーキには雨に強く、放熱性も高いディスクブレーキを採用。荒天時など、さまざまな状況下でも安定した制動力を得られる。

本体寸法は、通常時:1320×580×980mm、折り畳み時:710×360×630mm。重量は14kgで、車体は工具を使わずに折り畳める。専用ケースに入れて持ち運ぶことも可能だ。

バッテリー(5.2Ah)はサドルに内蔵されており、シンプルで機能性の高いデザインとなっている。重量は2kgで、600回の充放電に対応する。

また、ハンドル前面にはLCDディスプレイが用意されており、走行距離やバッテリー残量などを確認できる。

一般販売予定価格は14万9800円(税込)。Makuakeでは、35%オフとなる9万7370円(税込)で購入できるプランなどを用意している。

Makuakeでの目標額200万円に対し、12月4日時点で250万円以上を集めている。製品発送は2018年4月の予定だ。

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