Seeedが英ArmとArm Mbedに関するパートナーシップ契約を締結
2017/12/08 14:15
Seeedは英Armと、IoTデバイスやアプリケーション開発のためのプラットフォームであるArm Mbedに関するパートナーシップ契約を締結したと発表した。エンジニアやmakerによるIoTデバイスの開発を促進する。
Mbedは、ARMが推進するIoT向け開発プラットフォーム。100種類を超える開発ボードや400種を超えるコンポーネント、IDE、コンパイラー、テストアプリケーション、サーバーとクライアント側の通信ツールなどが提供されており、プロトタイプから開発、量産までの全てのプロセスで使用できる。そのコミュニティには世界中から多くのユーザーが参加している。
今回の提携によりSeeedでは、エンジニアやmakerが、スケール可能なIoTデバイスを容易に開発できるよう、Mbed対応ボードの開発、製造および販売を通じてMbedコミュニティに貢献していく。日本のユーザー向けには、工事設計認証済みのWi-Fiモジュールを搭載したMbed対応ボードの開発を進めているという。
同ボードは、12月8日に東京コンファレンスセンター・品川で開催される「Arm Mbed Connect 2017 Japan」に参考出品される。