Raspberry Pi Zero用多機能拡張ボード「Pi Zero USB Docking Hub」
2017/12/08 15:30
Raspberry Pi Zero用の拡張ボード「Pi Zero USB Docking Hub」がKickstarterでクラウドファンディング中だ。Raspberry Pi Zeroに電源を供給してUSBデバイスを同時に5個まで使えるようにするだけでなく、有線LAN接続や音声入出力も可能にする。
Pi Zero USB Docking Hubは、60×60mmサイズのUSBハブボード。micro USB電源ポートを搭載し、Raspberry Pi Zeroの下に取り付けできる。ポゴピン接続のためはんだ付けする必要はない。
Pi Zero USB Docking HubにはUSB2.0ポートが5つあり、数多くのUSBデバイスを接続できる。各ポートには保護回路が付いており、過電流による損傷を防止する。USBポート同士の間隔は十分に取ってあるので、幅広の大きめなUSBスティックを差しても隣のUSBポートがふさがらないように作られている。
また、Pi Zero USB Docking Hubは、3.5mmオーディオジャックも備えており、Raspberry Pi Zeroに取り付けるとヘッドフォンやマイクを接続できるようになる。Raspberry Pi Zeroで「Pi MusicBox」などを楽しむことも可能だ。
Pi Zero USB Docking Hubは、RealtekのRTL8152B 10/100M LANチップを搭載し、RJ45イーサネットポートを備えているため、Raspberry Pi Zeroを有線LAN接続することもできる。安定したネットワーク接続が必要な場合や常時接続にしたい場合に有効な手段だ。
Pi Zero USB Docking Hubの早期割引価格は、20カナダドル(約1800円)。出荷は2018年1月の予定で、日本への送料は9カナダドル(約800円)だ。
Pi Zero USB Docking Hubは1万3000カナダドル(約110万円)を目標に、2018年1月9日までクラウドファンディングを実施する。