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自分だけの音が見つけられる——音をチューニングできるイヤホン「Make」

再生音を自分好みにチューニングできるイヤホン「Make」プロジェクトがMakuakeに登場、注目を集めている。

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Makeの特徴は、本体のネジを2カ所開け、音質調整フィルターを交換できるようになっており、フィルターの組み合わせによって自分好みの音を追求できることだ。

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開発元のfinalは、イヤホン組立体験会で、フィルター等のパーツを使った音のチューニング方法を紹介したところ好評となったという。そしてイベントが音のチューニングに注力していったという経験に基づいて企画したのが、このMakeプロジェクトだ。Makuakeでは、Make1、Make2、Make3の3タイプを用意する。

photo Make1

Make1は、バランスドアーマチュア型ドライバーを高音用に1基、中低音用に2基、合計3基のドライバーを使用したモデルだ。バランスドアーマチュア型ドライバー特有の高い解像度に加え、全体にナチュラルな音質設計を施すことによってクリアで広がりのあるサウンドを実現し、筐体は鏡面仕上げのステンレス製だ。

photo Make2

Make2は、バランスドアーマチュア型ドライバーを高音用に1基、ダイナミック型ドライバーを低音用に1基、合計2基のドライバーを使用したモデルだ。バランスドアーマチュア型の美しく響く中高音と、ダイナミック型の迫力のある低音を独自のチューニングで融合させた躍動感のあるサウンドを実現し、筐体はステンレス製でガンメタリック仕上げだ。

photo Make3

Make3は、ダイナミック型ドライバー1基のモデルだ。全帯域を1つのドライバーでカバーするフルレンジ構成で自然で広がりのあるサウンドを目指し、筐体はステンレス製マットブラック仕上げとなっている。

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各モデル用に音質調整フィルターは密度の異なる複数の種類を用意し、組み合わせによりMake1は77通り、Make2とMake3は847通り以上の音を作ることができるという。

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また、標準ケーブルは3.5mmミニプラグ対応だが、本体接続部にはMMCXコネクターを採用しているため、MMCX対応ケーブルやBluetoothユニットなどに変更することもできる。

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Makuakeでは、Make1が4万4800円、Make2が2万4600円、Make3が1万2600円で購入できるコースなどを用意する。

Makeプロジェクトは2017年12月14日~2018年3月30日の期間、目標金額200万円で支援を募集しているが、12月19日時点で目標額の6倍を超える1260万円以上を集めている。

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