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ブレッドボードなしで試作——ATtiny85対応プロトタイピングキット「DuinoKit Tiny」

ATtiny85マイクロコントローラー対応プロトタイピングキット「DuinoKit Tiny」がKickstarterに登場した。ブレッドボードを使わずはんだ付けしなくても、ATtiny85ベースデバイスのプロトタイピングができるよう考えられている。

DuinoKit Tinyは、ATtiny85ベースの超小型マイコンボードに加え、クロックモジュール、LCD、センサー、ワイヤーなど回路を組むために必要なパーツを一つのキャリーケースに納めたキット。プログラミング環境は、Arduino IDE1.0以降(OS X/Windows/Linux)対応だ。

DuinoKit Tiny

超小型マイコンボードのサイズは18×26mm。USBコネクターのほかにI/Oピンを6本備えており、DuinoKit Tinyの「Programmer Board」に直接マウントできるようになっている。

DuinoKit Tiny
DuinoKit Tiny

DuinoKit Tinyは、超小型マイコンボードのほか、バッテリー(9V)、温湿度センサー、クロックモジュール、超音波距離計、CdSセル、ピエゾブザー、有機ELディスプレイ、ボタン3個、単色LED、RGB LED、赤外線レシーバー、ポテンショメーターを含む。ただし、キットの内容物は変更の可能性もあるので注意が必要だ。

DuinoKit Tinyの価格は65ドル(約7300円)。出荷は2018年6月の予定で、日本への送料は45ドル(約5100円)だ。

DuinoKit Tinyは2018年2月4日までクラウドファンディングを実施。2017年12月22日時点で、目標額5900ドル(約67万円)に対して約2700ドル(約30万円)を集めている。

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