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「Phrozen Make」が日本上陸へ——CAMPFIREにてプロジェクトを開始

Phrozenは、高精細光造形(SLA)方式3Dプリンター「Phrozen Make」のクラウドファンディングをCAMPFIREにて開始した。

Phrozen MakeはKickstarterにて、2017年4~5月にクラウドファンディングを実施。最終的に、369人の支援者から4300万円以上の資金を調達した。

2K HD解像度(2048×1080px)LCDと高出力バックライトを採用しているのが特徴で、一般的なSLAプリンターのLCDよりもコントラスト比で60%、透過率で10%高くできたという。 また、リニアレールはATAK製、リミットスイッチにオムロン製のパーツを使用し、高精度な3Dモデルの造形を実現している。

3Dプリンティング用ソフトウェア「NanoDLP」のサポートソフトウェアを統合したことで、直感的な操作が可能。3Dモデリングの知識がなくても、ファイルをアプリにインポートし、スマホで接続してワンタップするだけで造形が可能だ。

「Phrozen Make」と「Phrozen Make XL」の2モデルをラインアップ。最大造形サイズはMakeが121×68×140mm、Make XLが190×120×200mmとなる。

XY解像度はMakeが47μm、Make XLは75μm。Z軸の解像度は両モデルとも10μmだ。造形スピードは1時間あたり10~40mmとなる。

予定販売価格は12万円。CAMPFIREでは、17%オフとなる9万9500円(送料込み)で購入できるプランなどを用意している。追加器具として後処理用の超音波装置や、硬化用UVライトも用意している。

Phrozen Makeは、CAMPFIREにて1月24日までクラウドファンディング中だ。目標金額100万円に対し、12月25日時点で約330万円が集まっている。

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