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無機ELの技術と切り絵の芸術を融合——「光る3D切り絵」プロジェクト

無機EL技術を使ったフィルム状の光る紙を素材に、切り絵アーティスト長屋明氏が作成した「光る3D切り絵」や、「光る折り紙」のセットなどを販売するプロジェクトがMakuakeに登場した。

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切り絵アーティスト長屋明氏は、紙を0.1mm単位と言われる非常に細い糸状に加工して表現を行うなど技術を持った切り絵師だ。2011年から作家しての活動を始め、2012年にはニューヨークで個展も開催した。今回のプロジェクトでは、その長屋明氏作成のオリジナル1点ものの光る3D切り絵や通常の切り絵を、光る折り紙とセットにして販売する。

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素材となるのは、無機ELの技術を使い厚さ0.3mm内にPETフィルム、透明電極、蛍光体層、誘電体層、背面電極の5層を重ねた多層構造のフィルムだ。電圧を加えると発光し、しかも折り紙のように折ったり、切込みをいれることもできる素材だ。

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光る折り紙は、光る紙を使った折り鶴を台座やケースと共にオブジェクトとして作成したもの。購入者が分解してオリジナル作品に加工することもできる。

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リターンは、長屋明氏の1点ものの作品と光る折り紙ツル5個セットが6万円から29万円。作品によって価格はさまざまですべて1点ものだ。その他に光る折り紙のツル1羽のみ5000円や、光る折り紙で作ったツル5色セット1万7000円(いずれも税込)のコースも用意されている。

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