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家の中を自由に巡回パトロール——屋内専用自律飛行ロボット「Aire」

屋内を自律飛行し、周囲360°のパノラマ写真や4Kビデオ撮影も可能なロボット「Aire」がKickstarterに登場した。

Aire

Aireは、複数のカメラ、ソナー、搭載センサーを使って自身の位置を把握し、周囲にある障害物を感知して避けながら自律飛行するロボット。4Kカメラでビデオ撮影や周囲360°のパノラマ写真撮影ができる。充電ドックから自動的に飛び立ち、様子を見るため2階まで飛んで行くことも可能だ。バッテリーレベルが低下した時は、充電ドックがAireの視野内にあれば自動的に戻って着地する。

Aire

Aireは、プロペラをボディー内部に納めるダクテッドファン方式を採用しており、室内を安全に飛行することができる。独自開発のノイズリダクション機能も搭載しており、騒音レベルもクアッドコプター型ドローンより低い。

Aire

Aireはスマートフォンで手動操作できるほか、Alexaにも対応している。例えば、「Alexa! Aireに写真を撮るように言って」、「Alexa! Aireに充電ドックへ戻るように言って」と話しかける形で指示することも可能だ。

Aire

Aireの本体サイズは約305×305×406mmで、重さは約1.6kgだ。標準的な飛行航続時間は8分で、速度は1~2m/秒。充電ドックのサイズは、458×458×610mmで、最大充電時間は30分だ。

Aireの通信方式は、Wi-Fi(802.11a/c)とBluetooth。ただし、日本国内で使用するには技適(技術基準適合証明・認定)を受け技適マークが付されていなければならないので、注意が必要だ。

Aire

Aireは2017年10月21日までクラウドファンディングを実施。9月22日時点で目標額5万ドル(約560万円)に対して、約4万2000ドル(約480万円)を既に集めている。

Aireの価格は、ベータ版が699ドル(約7万9000円)。出荷は2018年9月の予定だ。正式版は749ドル(約8万4000円)で、出荷は2018年12月の予定。日本への送料はどちらも70ドル(約7900円)だ。

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