3G/LTE通信ボード「CANDY Pi Lite」が「ASUS Tinker Board」に正式対応
2018/01/19 13:30
CANDY LINEは、3G/LTE通信ボード「CANDY Pi Lite」が、ASUSTeK Computerのシングルボードコンピューター「ASUS Tinker Board」に最新バージョンの「Tinker OS」から正式対応したと発表した。
CANDY Pi LiteのASUS Tinker Boardでの動作はこれまで、USBを利用した接続のみで確認されており、USB接続を用いない方式では未確認だった。このため、これまではASUS Tinker Boardには正式対応していなかった。今回、ASUSTeK Computerからバージョン2.0.4のTinker OSがリリースされたことに伴い、USB接続を用いない方式でもCANDY Pi Liteを利用できるようソフトウェアの準備が整い、正式対応が可能になったものだ。
これに伴い、CANDY Pi Liteは、ASUSTeK Computerが推進するTinker Board対応製品のパートナー製品のプログラムに基づき、「Verified for ASUS Tinker Board」のロゴ認証を取得した製品となる。
すでにCANDY Pi Liteを持っているユーザーは、バージョン2.0.4のTinker OS上で、CANDY LINEから提供されるソフトウェアアップデートをインストールすることにより、ASUS Tinker Boardでの利用が可能となる。また、すでにCES 2018で発表されている「ASUS Tinker Board S」についても利用できる予定だ。
さらにCANDY LINEでは、オープンソースのビジュアルプログラミングツール「Node-RED」を利用した専用ソフトウェア「CANDY RED」についてもASUS Tinker Board対応のバージョンを提供する。これにより、ASUS Tinker Boardでも、センサーなどを利用したデバイスアプリケーションを作成できるとしている。