GPS位置情報システムが簡単に構築できる「TED Azure IoTキット-GPS」
2018/01/24 14:00
東京エレクトロンデバイスは、位置情報システムを簡単に構築できる「TED Azure IoTキット-GPS」を発売した。
同キットは、GPSトラッカーとIoTゲートウェイを一体化したコヴィア「Acty-G1」を使い、GPS情報やセンサーで収集した情報をMicrosoft Azureへ送信、対話型データ視覚化 BIツール「Power BI」を用いて可視化するものだ。位置情報取得からPower BIを利用した情報の可視化までを解説した構築ガイドが付属するので、Azureの使用経験がなくてもGPSデータを使った見える化が実現できるとしている。
Acty-G1は、Azure Certified for IoT認証済で、GPS(人工衛星みちびき対応)、ジャイロセンサー、加速度センサーを標準で搭載、これに専用外部温度センサーも合わせてパッキングする。3800mAhの大容量バッテリーを搭載しており、AC常時給電も可能だ。GPSからの位置情報を取得するアプリケーションをインストールすることで、すぐに利用開始できる。
また、Wi-Fiおよび3G/LTE通信、さらにWi-FiテザリングやBluetoothテザリングにも対応。通信用に1.0GB分のプリペイドSIMも付属しており、手軽に位置情報システムを構築することができる。
価格は9万9800円(税別)で、2018年3月31日購入分までは販売開始キャンペーンとしてMicrosoft Azure利用料金7万円分(通常は5万円分)が含まれるとのことだ(購入月含め3カ月後の月末のどちらか早い方)。