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ユーブロックス、LTE/NB-IoT/2Gマルチモードモジュール「SARA-R412M」を発表

ユーブロックスジャパンは、LTEカテゴリーM1およびNB-IoTクアッドバンド2Gモジュール「SARA-R412M」を発表した。

SARA-R412Mは、16×26mmのパッケージにLTEとクワッドバンド2GモジュールEGPRSをサポートするモジュールだ。LTE カテゴリーM1、NB-IoT、2Gを単独かまたは優先接続として選択できる動的システムを採用し、通信インフラの状況によって適切な通信方式を選択できるなど柔軟性が高い。

また、独自のuFOTA(firmware over the air)クライアント/サーバーソリューションによってファームウェアのリモートアップデートが可能。例えば設置後に機能や特性が更新される場合でも同じ機器を使用し続けることができるため、特に設置期間が長期にわたるデバイスで実行するアプリケーションに適しているという。

動作温度範囲は-40~+85℃、LTEカテゴリーM1とNB-IoT接続のPSM(パワーセーブモード)およびe-DRX(拡張間欠受信)をサポートし、バッテリーの寿命を最大10年に延長することができる。

3GPPカバレッジ拡張(3GPP Coverage Enhancement)によって、本モジュールのカテゴリーM1の通信は、GSMやカテゴリー1などの他の無線インターフェース技術と比較して屋内や地下のより深部での通信が可能になり、NB-IoTを地下で使用することもできるとしている。

SARA-R412Mは、2018年後半の発売予定だ。

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