同製品は、パソコンを持っていない小中学生、高校生や大学生のプログラミング学習の入り口、通勤時間などを活用したいビジネスパーソン、あるいは子供と一緒にプログラミングの勉強を始めたい保護者などをユーザーとして想定したプログラミング学習アプリだ。

同社が提供しているWebサービスと同等の教材で知識が習得できるとともに、スマホに最適化した演習画面と独自のキーボードで実際にコードを書く練習もできる。スライド教材で知識を習得したら、すぐに演習画面でコードの練習というステップを繰り返し、一つの制作物を完成させるまでを一つのレッスンとして構成している。

スライドは文字量を抑えてイラストを多用しており、初心者が直感的に理解しやすく独学が可能だ。また、動画教材と異なり、演習でわからないところがあれば、すぐに関連スライドに戻って復習できる。

さらに、アプリに最適化したUI／UXを採用。スマホ画面でもコードを書きやすいよう、コピー＆ペーストができる独自のキーボードを演習画面上に配置している。拡大やスワイプなど、アプリならではの直感的で軽い動作環境も活用している。演習画面に書いたコードはリアルタイムでプレビューに反映される。また、キャラクターが登場して初心者もゲーム感覚で学習を継続できる。

発表時点ではiOS版がApp Storeで配信されており、価格は無料。Android版は2018年3月以降に配信予定だ。

同社では当面今回のHTML & CSS版のコンテンツ増強に注力し、今後、Java、PHP、Ruby、JavaScript、Pythonなどをニーズの高いものから順次リリースするという。また、Android対応やコンテンツ量が整い次第、Webサービスと同じ料金体系で一部コンテンツを有料化（アプリ内課金）する予定だ。サービスの英語化も進めるという。