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Pi ZeroにArduinoとUSB×3を搭載できる——Raspberry Pi Zero専用拡張ボード「ArduinoPixed」

Arduino互換コントローラーとUSB×3などを搭載し、Raspberry Pi Zeroにアドオンできる拡張ボード「ArduinoPixed」がKickstarterに登場し、支援を募っている。

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ArduinoPixed は、ATMEGA328、温度計測用サーミスター、LED、プッシュボタンスイッチ、そしてArduinoからのA/Dピンなどを備えている。Raspberry Pi Zeroとの接続にはケーブルなどは不要で、2枚を重ねて4カ所ネジ止めするだけで、ポゴピン経由で接続できる設計だ。

photo 2本のヘッダーへの回路

また、2mmピッチの10ピンヘッダー×2を備えており、それぞれから5Vまたは3.3Vの電源を供給する。ATMEGA328のインターフェースは図のように接続されている。

photo ATMEGA328

ArduinoPixedを使ったArduinoプログラミングは簡単で、USBキーボードとマウスを接続し、HDMI経由でモニターを接続したうえでArduino環境を導入すればよい。

sudo apt-get update && sudo apt-get upgrade

sudo apt-get install arduino

と入力すれば、Arduino IDEからのプログラミングが可能だ。導入時にはもっとも近い「Arduino Nano 328」を選択すればよいとのことだ。

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ArduinoPixedはKickstarter 特別価格23ドル(約2500円)での提供を予定している。2018年3月出荷開始を予定。日本への送料は別途15ドル(約1630円)が必要だ。

ArduinoPixedはKickstarterで、2018年2月28日までクラウドファンディングを実施中。2月1日時点で、目標額4000ドル(約43万4000円)に対して約900ドル(約9万6000円)を集めている。

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