小型のデジタルサイネージ——16×16のRGB LEDディスプレイ「PIXO Pixel」
2018/02/01 12:00
手のひらサイズのRGB LEDディスプレイ「PIXO Pixel」がKickstarterに登場し、出資を募っている。
PIXO Pixelは、コントローラーにWi-Fi/BLE通信機能を搭載した「ESP32」を使い、LED「APA102-2020」×256(16×16)で構成するRGBディスプレイ。APA102-2020はレスポンスの速さと明るさ、2×2mmの小ささが特徴のLEDだ。
ESP32は、Arduino IDE/MicroPython開発環境でのプログラムが可能で、インターネットからソーシャルメディア通知、ゲーム連動、アラーム時計、為替レートなどの情報を表示できる。また、すぐに使えるようサンプルプログラムをプリロードする予定だとしている。
ディスプレイの背面にはブレッドボードを用意し、加速度計、温度計、ライトセンサー、ポテンショメーターなどの電子部品を追加できる。完成品の他、基板、マイコン、スクリュー/ナットのみをセットするパーツレスのキット「Bare Circuit Board + Hardware」も選択できる。またオープンソースで、ボードファイル、デザインファイル、電子部品リスト、回路図を公開している。
PIXO Pixelの完成品は185カナダドル(約1万6450円)で、パーツレスキット「Bare Circuit Boards + Hardware」は50カナダドル(約4450円)で提供する。2018年4月の以降の出荷を予定しており、どちらも日本への送料は無料だ。
PIXO PixelはKickstarterにて、2018年2月19日までクラウドファンディングを実施中。2月1日時点で、6000カナダドル(約53万円)の目標額に対して約5100カナダドル(約45万円)を集めている。