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NTTPC、IoT/M2M向けモバイルサービス「Master’sONEモバイルM2M」の料金プランを改善

NTTPCコミュニケーションズは、IoT/M2M向けモバイルサービス「Master’sONEモバイルM2M」において、画像や監視データなどのアップロードに適した上り通信特化型の新たな料金プランと、SIMカードの運用管理のための各種API/WebUI(カスタマーコンソール)の新機能を提供開始した。

WebUI画面イメージ/SIM一覧画面

今回のサービス改定により、画像や監視データなど、アップロードするデータ容量の増加に対応するとともに、SIMカードの即日発送などを可能にして運用管理のコストを削減。スタートアップ企業をはじめとしたIoT/M2Mサービス提供事業者のビジネス展開を支援する。

新しい料金プランでは、下り通信に10kbpsの速度制限を設けることで、アップロード通信が多く発生するサービスに対応した料金プランを設けた。このプランは上り速度は無制限だが、月間通信量制限があり、制限を超えると上り速度も制限される。月額固定料金(別途初期料金が必要)で、月間通信量制限が上り1GBのプランが月額420円、上り3GBのプランが月額680円、上り5GBのプランが月額920円、上り10GBのプランが月額1480円(いずれも税抜)。また、下りの通信速度制限のないプランも、月間通信量制限1GBで月額720円(税抜)から用意されている。

WebUI画面イメージ/SIM申し込み画面

SIMカードの運用管理では、事業者が利用するWebUI(カスタマーコンソール)を一新し、SIMカードの申し込みと即日発送を行う機能を提供。これにより、SIMカードの在庫リスクを軽減できる。また、SIMカードはユーザーに直接配送されるため、デリバリー業務を削減できるという。サービス開始後の緊急停止や通信量クーポン(一時的に利用する通信量を増加するオプション)の発行、月間通信量の確認など、運用に必要な各種機能を簡単に利用できる。

WebUI画面イメージ/通信量確認画面

さらに、各事業者のシステムとSIM運用管理機能を連携できるAPIを提供。これにより事業者は、独自のIoT/M2Mオンラインサービスを構築して提供できる。またWebUI上に自社のブランドやロゴを表示して提供できるホワイトラベル機能も利用可能だ。

同社では今後さらに、ニーズが高い年払いの料金体系や、エンドユーザーへの請求代行機能などの機能強化を実施するとしている。

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