プロトタイピング用の部品を持ち運べる道具箱「Arduino Portable Programming Lab」
2018/02/09 12:00
Arduinoによるプロトタイピングに必要な部品を収めたボックス「Arduino Portable Programming Lab」がKickstarterに登場した。
Arduino Portable Programming Labは、Arduino本体、NCR18650Bリチウムイオン電池2本、充電器、ブレッドボード、ジャンパー線、ふた付き小物入れ(中仕切り付き)を1つのボックスに収めたキット。リュックサックにすっぽり収まるサイズで、どこへでも持って行けてすぐにプロトタイピングができるArduinoの道具箱だ。
ボックスを開けると、片方の内側にはジャンパー線収納ホルダーが18個付いており、ジャンパー線を伸ばしたまま留めておける。ボックスはエンクロージャーとして使えるので、ブレッドボードを使って組んだ回路をそのまま持ち運びできる。
Arduino Portable Programming Labは、これからArduinoを使い始めてみようというビギナーにも向いている。とりあえず必要になるものは揃っているので、あとはLED、抵抗、コンデンサーなどの部品を買い足せば電子工作を始められる。買い足した部品はふた付き小物入れに収納できるので、持ち運んでも部品が散らかったりすることもない。
Arduino Portable Programming Labの価格は、69ドル(約7500円)。出荷は2018年7月の予定で、日本への送料は15ドル(約1700円)だ。
Arduino Portable Programming Labは1万ドル(約110万円)を目標に、2018年3月9日までクラウドファンディングを実施する。