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脳波をスキャンし絵文字にして送信できる——コミュニケーションツール「BrainMoji」

ヘッドセットで脳波を読み取り、その時の感情を絵文字で表現できるコミュニケーションツール「BrainMoji」がKickstarterに登場した。スマートフォン経由で自分の気持ちにマッチした絵文字を相手とシェアできる。

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絵文字は気持ちや雰囲気を伝える手段として使われているが、BrainMojiはタイプやタッチ不要で自分の気持ちにあった絵文字を作り、気持ちを伝えることができるという。

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BrainMojiは、薄型のEEG(脳電図)ヘッドセット「Spark」を頭部に装着して脳波をスキャンしている。Sparkは、F3/F4(前頭部運動野)、O1/O2(後頭部視覚野) の4つのセンサーを備え、Bluetooth 4.0経由でスマートフォンに測定したデータを送信できる。重さ20グラム以下と軽く、充電式で1回の充電で8時間使用することができる。

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スマートフォンアプリでは取得した脳波を解析、過去の履歴なども参照し、その時の感情を表している絵文字を自動生成する。生成した絵文字はスマートフォン内に記録することも、SNSなどを介して送信することもできる。

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BrainMojiの早期割引価格は、100カナダドル(約8640円)。出荷は2019年3月の予定で、日本への送料は25カナダドル(約2160円)だ。

BrainMojiは2018年3月10日までクラウドファンディングを実施。2018年2月13日時点で目標の5万カナダドル(約432万円)に対して、約900カナダドル(約7万7800円)を集めている。

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