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アイビーシー、IoTセキュリティの標準化に向けた「kusabiコンソーシアム」を設立

アイビーシーは、組込みシステム技術協会(JASA)の支援を受けて、安全性向上委員会の情報セキュリティワーキンググループとして、「kusabiコンソーシアム」を、2018年2月19日に設立した。

kusabi(楔)とは、ブロックチェーン技術による電子証明システムと、独自のデバイスプロビジョニング技術により、ソフトウェアだけでIoTセキュリティを実現するサービスだ。kusabiコンソーシアムは、JASA会員をはじめとする企業、団体、有識者の協力を得て、実証実験の対象となるIoTデバイスを拡大し、kusabiを活用したIoTセキュリティに関する技術の開発、実証、標準化などの推進を目的としている。

IoTセキュリティの標準化を、システム構成検討などを行うPlan、OTA(Over The Air)を題材にしたシステム構築を行うDo、第3社によるセキュリティ診断をするCheck、システム構成を再検討するActionからなるPDCAサイクルにより実現するとしている。IoTデバイスとOTAで接続するkusabiのプロビジョニングサーバーのAPI(Application Programming Interface)をコンソーシアムメンバーと協働で策定し、現場のビジネスユースを踏まえて標準化を図り、成果は外部にもアナウンスしていく予定だ。

初年度の幹事企業はアイビーシー、ジェーエフピー、日立産業制御ソリューションズ。外部の有識者や専門家から構成させるアドバイザリーは、情報セキュリティ大学院大学 大久保隆夫教授ならびに地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターとなっている。

kusabiコンソーシアムでは、新規参加企業、団体、有識者を募集中とのことだ。

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