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「MBC試作ファンド」、IoTデバイスで日用品通販を便利にするベンチャーへ投資

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Makers Boot Campは「MBC Shisaku 1号投資事業有限責任組合」の出資先として、日用品/食品通販の価格比較サイトを運営するスマートショッピングに決定した。

本ファンドは、これまでベンチャー5社(海外3社/国内2社)に出資をしている。今回決定したのはスマートショッピングに対する約3000万円の出資で、同社が「京都試作ネット」のネットワークを使って、これまでMBCと共同開発してきた残量管理/自動発注に対応できる IoTデバイス「スマートマット」の量産化を支援する。

スマートショッピングは、一般ユーザー向けに日用品/消費財向け価格比較サイトを開発/運営するベンチャー企業。耐久消費財向け価格比較サイトが乱立する一方で、60兆円近くの市場規模がある消費財は通販比率が低く、価格比較サイトへの参入はそれほど多くないという。同社はLohacoやAmazonなど大手通販サイトの送料込みの価格比較だけでなく、購入履歴からの残量予測や買い物の代行サービスなど、消費者のニーズに応じたスマートなショッピング体験を提供するとしている。

今後はスマートマット量産化に向けて協力し、パートナー工場の選定などを行う。同製品の普及を進め、BtoCだけでなくオフィス/小売店/飲食店に向けたBtoBビジネス展開も狙う。

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