ゴーグルに装着して自分の泳ぎを計測分析——スイミングトラッカー「EDGE」
2018/02/26 12:30
水泳経験豊富なスイマーたちがスイマーのために開発したスイミングトラッカー「EDGE」がIndiegogoに登場した。
EDGEは、流体力学デザインのボディに赤外線心拍センサー、9軸センサー、触覚フィードバックモーターを搭載したスイミングトラッカー(水泳用活動量計)。健康促進のために泳ぐ人からトライアスロンなどに挑戦する人まで、あらゆるタイプのスイマー向けに作られたトラッカーだ。
スポーツやフィットネスで使用するトラッカーといえばスマートウォッチのように手首に巻くものが多いが、EDGEは水泳用ゴーグルのストラップに取り付けるタイプ。手首や胸回りに装着するタイプはかさばって扱いにくく、泳ぐ際のストロークにも影響する。スイミング中の計測には頭部に装着する方が効率が良く、泳いだ距離、消費カロリー、心拍数、ペース、ストローク数など30種類以上の値をより正確に計測できる。
計測値はスマートフォンの専用アプリでいつでも確認でき、クラウドベースのアルゴリズムを利用してトレーニング結果を見直すこともできる。
EDGEの特徴の1つは、リアルタイム心拍計測/通知機能だ。EDGEを装着したまま心拍ボタンを押すと、触覚フィードバックモーターが作動し、トレーニング中にその時点の心拍ゾーンをバイブレーションの回数で知ることができる。EDGEが通知する心拍ゾーンは、60~70%(脂肪燃焼)、70~80%(有酸素運動)、80~90%(無酸素運動)、90~100%(最大酸素摂取)の4段階。心拍トレーニングに適したトラッカーといえるだろう。
EDGEの早期割引価格は199ドル(約2万1000円)。出荷は2018年11月の予定で、日本への送料は15ドル(約1600円)だ。
EDGEは2018年3月25日までクラウドファンディングを実施。2018年2月26日時点で、目標額4万ドル(約430万円)に対して約2万2000ドル(約240万円)を集めている。