OMNIBOARDは、オシロスコープ機能に加え、簡易波形ジェネレーター、電圧計、電源装置からデバッガーやI2C／SPIインターフェースを備えている。

オシロスコープは、3チャンネル最大サンプリングレート10MSPS、64kサンプル、アナログ帯域幅8MHZ、簡易波形ジェネレーターは、5MSPS、出力電圧0～3.3V、電源供給は、5.0V／3.3V／2.5V／1.8V／-5V ∑ 1Aの出力、電圧計は、4チャンネル（-16.5～16.5V×2／0～3.3V×2）を備える。電源供給は個々の正電圧をブレッドボードのパワーレールに供給できるだけでなく、ボード上のピンヘッダーからもとれる。

付属のソフトウェアをインストールしたPCとUSB接続することでフルに機能を活用できるが、Arduino向けTFTタッチシールドを追加するだけで画面付きオシロスコープとしても利用できる。

OMNIBOARDは、数量限定で40％オフの早割価格25ポンド（約3740円）で提供する。本体の他、PC用ソフトウェアとインストラクションマニュアルが付属する。2018年5月の出荷を予定しており、日本への送料は4ポンド（約598円）だ。

OMNIBOARDはKickstarterにて、2018年3月28日までクラウドファンディングを実施中。2月27日時点で、2500ポンド（約37万4000円）の目標額に対して約2000ポンド（約29万9000円）を集めている。