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Raspberry Pi Zero 2 W搭載の文章作成用ハンドヘルドPC「Micro Journal Rev.2 ReVamp」

Raspberry Pi Zero 2 Wを搭載し、文章作成用に特化したハンドヘルドPC「Micro Journal Rev.2 ReVamp」(以下、Micro Journal Rev.2)をRaspberry Pi公式ブログが紹介した。

Micro Journal Rev.2はコンパクトなキーボードとディスプレイを搭載した折り畳み式デバイス。最大の特徴はパソコンやタブレットと異なり、SNSやアプリなどの通知機能が搭載されていないことだ。突然割り込んでくる通知にわずらわされることなく、ユーザーが集中して文章をタイプできるように設計されている。

Micro Journal Rev.2 ReVamp

Micro Journal Rev.2の最初のデザインは一体式構造だったが、双子を含む5人の子どもを育てている母親からの要望により、好奇心旺盛な子どもたちからデバイスを保護できるような折り畳み式デザインに改良された。キーボードも30キー(3行×10列)から48キー(4行×12列)に変更されている。

キースイッチにはホットスワップ対応のCHERRY MXスイッチを採用しており、ユーザーは自分の好みに合わせた打鍵感を選べる。また、本体サイドにあるノブを回すとカーソルを上下左右に移動させるカーソルキーとして機能する。

キーボードのカスタマイズ性の高さも特色で、キー配列はQWERTY配列だけでなく、DVORAK配列やAZERTY配列などにも変更可能。スペースキーの位置なども含めキー配列全体をカスタマイズでき、ニーズに合わせて最大96個のキーを設定できる。

Micro Journal Rev.2 ReVamp

Micro Journal Rev.2には、設定済みのmicroSDカード(32GB)が付属する。なお、EUの配送規制によりバッテリーは同梱されないため、18650リチウムイオン電池を別途用意する必要がある。本体のカラーバリエーションは、グレーとオレンジの組み合わせの「Modern」や、ベージュ、黒、赤の「Retro」など計14種類を用意している。

Micro Journal Rev.2の価格は289ドル(約4万4000円)で、日本への送料は27ドル(約4000円)。45ドル(約6900円)の有料オプションを選択すると、「Akko V3 Pro Cream Blue」スイッチとキーキャップを全て組み立て済みの状態で届くので、すぐに使い始められる。すでにメカニカルスイッチを持っている、あるいは、自分の好みのスイッチを使いたい場合は、オプションで「スイッチとキーキャップなし」を選択すると、ホットスワップ対応ソケット付きPCBを使って組み立てられたものが届く。

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