ラズパイがタブレットに変身——10.1インチタッチスクリーン搭載「RasPad」
2018/03/02 15:00
Raspberry Piをタブレット型デバイスに変える「RasPad」がKickstarterに登場し、わずか1時間で目標額の3倍を集めるほど大人気となっている。
RasPadは、大きさ259.6×169.98×48.68mmのボディに10.1インチ高解像度タッチスクリーン(1280×800ピクセル)、電源回路、内蔵バッテリー、ステレオスピーカーを搭載。HDMIポート×1、オーディオ端子×1、USB2.0ポート×4、USBタッチポート×1、イーサネットポート×1を備え、GPIOやCSIなどRaspberry Piの全てのポートが使えるように作られている。
RasPadを使えばあれこれ部品を集めて組み立てる手間を省くことができ、ゲームやロボットコントローラーなどRaspberry Piを使った電子工作やプログラミングをすぐに始められる。
RasPadの早期割引価格は、本体に電源アダプターとハンドブックが付属して129ドル(約1万4000円)。ただし、Raspberry Piは付属しない。RasPadにRaspberry Pi 3、microSDカード、Bluetoothキーボード(タッチパッド付き)、ミニUSBマイクを加えた「RasPad Kit」は189ドル(約2万円)、RasPad Kitにセンサー類を加えた「RasPad Beginner Kit」は249ドル(約2万7000円)だ。出荷は2018年5月の予定で、日本への送料は無料だ。
RasPadは2018年4月4日までクラウドファンディングを実施するが、2018年3月2日時点で目標額1万ドル(約100万円)の12倍を上回る約12万5000ドル(約1300万円)を既に集めている。