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「しるし」を表現するプロダクトを募集——シヤチハタ、「11th SHACHIHATA New Product Design Competition」開催へ

シヤチハタは、「しるしの価値」をテーマに新しいプロダクトのデザインを募る「11th SHACHIHATA New Product Design Competition(シヤチハタ・ニュープロダクト・デザイン・コンペティション)」を開催する予定だ。2018年4月1日に提案の応募受け付けを開始する。

同コンペティションは、シヤチハタが1999年から10回開催し、一旦休止していたが今回再開されることとなった。提案の商品化を前提としたコンペで、今回のテーマは「しるしの価値 The Value of the sign」。「しるし」を示す手法が多様化した中、長年「しるす」文化の創造に携わってきたシヤチハタの原点回帰ともいうべき意義も持ったものだ。

このテーマに沿って、「自分であることの『しるし』、アイデンティティを表すためのプロダクトもしくは、仕組み」の提案を募集する。応募作品は未発表のオリジナル作品に限る。

参加資格は、企業、団体あるいは個人やグループ、年齢、性別、職業、国籍は不問。ただし、日本語でのコミュニケーションが可能であること。また1次審査を通過した場合、2018年8月31日までに模型製作が可能であること。入賞した場合は、2018年10月12日18:30から東京で行われる表彰式に参加できることが条件となる。

審査基準は、テーマの理解力(テーマを理解し「しるす」文化の進化につながる提案か)、新規性/革新性(時代のニーズを捉えた提案か)、商品化の実現性(現実的に商品化が可能か)の3点。

審査に当たる審査員は、プロダクトデザイナーの喜多俊之氏、デザインプロデューサーの後藤陽次郎氏、インターフェースデザイナーの中村勇吾氏、グラフィックデザイナーの原研哉氏、プロダクトデザイナーの深澤直人氏。特別審査員として、主催する未来ものづくり振興会代表理事でシヤチハタ社長の舟橋正剛氏、美術手帖編集長の岩渕貞哉氏が参加する。

賞として、グランプリ1作品に賞金300万円、準グランプリ2作品に賞金50万円、審査員賞5作品に賞金20万円、特別審査員賞1作品に賞金20万円が授与される。

応募はまず、公式サイトからエントリーを行う。募集期間は2018年4月1日から5月31日24:00までだ。

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