手の動きでサウンドをコントロール——指輪型ウェアラブルMIDIコントローラー「Wave」
2018/03/12 10:00
手の動きでサウンドをコントロールできる指輪型ウェアラブルデバイス「Wave」がIndiegogoで人気を集めている。
Waveは、指にはめて使うMIDIコントローラーだ。Waveを装着した手を上下左右に振ったり手のひらを返すように回転したりすると、サウンドやエフェクトをコントロールできる。
Waveをはめた指でテーブルなどをたたきMIDIノートやサンプルを呼び出したり、Wave側面にある5つのボタンを押して再生/停止/録音コマンドを送ったりすることも可能だ。
WaveはBluetooth MIDI互換デバイスのため、一般的なMIDIコントローラー同様、多くのDAW(デジタルオーディオワークステーション)やモバイルアプリに対応している。また、ユーロラック互換のレシーバーモジュール「Wavefront」(4HPサイズ)を使うとシンセサイザーに接続することもできる。
Waveはフリーサイズで、ストラップ部分を調節して指にフィットさせる。1回の充電で連続4時間使えるが、充電しながら使い続けることもできる。Waveは既に実際のライブステージでも使われているという。
Waveの早期割引価格は、本体と充電ケーブルのセットが129ドル(約1万4000円)、Wavefrontと充電ケーブル付きセットが199ドル(約2万1000円)。出荷は2018年12月の予定で、日本への送料は15ドル(約1600円)だ。
Waveは2018年4月6日までクラウドファンディングを実施するが、2018年3月12日時点で、目標額3万ドル(約320万円)を上回る約4万3000ドル(約460万円)を既に集めている。