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FPGAを使ってみよう——FPGAブレークアウトボード「Fipsy」

DIY向けFPGAブレークアウトボード「Fipsy」が、Kickstarterに登場した。

Fipsyは、Lattice Semiconductorsの「LCMXO2-256HC-4SG32C」を搭載し、初心者でもブレッドボード上でFPGAのプロジェクトが開発できることをねらったブレークアウトボードだ。

使用するLCMXO2-256HC-4SG32Cは、論理素子数256、ロジックブロック32、2Kb RAMを備える安価で使いやすいFPGAだ。プログラミングは、SPI/I2C通信経由で行い、コンフィギュレーション用のフラッシュPROMを内蔵しているため、電源OFFでも設定は保存されるので外付けフラッシュは不要だ。また、基板上に動作確認用のLEDを設けているという。製造はAllied Component Worksによるものとしている。

また、Moco Makersのサイトにて、ゼロから始められるイントロダクションなどを用意する。

FipsyのFPGAは1つ10ドル(約1060円)で提供する。2018年6月から製品を地域限定で出荷を予定。現在のところ、日本への発送には対応していない。

FipsyはKickstarterで、2018年5月19日まで目標額の3500ドル(約37万2000円)でクラウドファンディングを実施だ。

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