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画像変換/生成技術を共同研究——リクルートテクノロジーズの「A3RT」開発チーム、社外協業を開始

リクルートテクノロジーズは、同社のソリューションAPI群「A3RT」開発チームが社外協業を開始すると発表した。第一弾として、クラウドゲートと画像変換/生成技術に関する共同研究開発を進めていることも併せて公表した。

この取り組みでは、同社が活用用途を検証中のGAN(Generative Adversarial Networks)技術を活用し、線画着色の研究開発を実施予定だ。

これまで自動線画化技術は、学習するためのデータとなるラフ画の収集の難しさから精度向上が図れていなかった。 クラウドゲートから提供された高品質なキャラクター画像を学習させることで、クリエイターが描いたラフ画への精度の高い線画/着色が可能になったという。

ツール化にあたり、プロのクリエイターの意見を取り入れ、部分的な線画化やpsd形式への対応、レイヤー処理を実装。今後は、強化学習やPGGAN技術を用いてキャラクター画像の自動補正、デザイン案作成などにも取り組む予定だ。 クリエイターのイラスト制作に関わる作業的な工数を削減し、より創造性を発揮してもらうための制作補助や支援を目指す。

A3RTは、「必要な最新テクノロジーをいつでも手軽に」というコンセプトのもと開発を進めている、機械学習やディープラーニングを用いたソリューションAPI群だ。 これまではリクルートグループ内での限定展開だったが、今後はグループ外へ無料公開する。AI技術活用の機会増加や技術発展への寄与に加え、外部企業からのフィードバックによる精度向上が狙いだ。

すでにリスト生成や文章の自動分類、校閲、画像生成など8つのAPIが公開済み。2018年3月下旬には、自動で文章を要約するAPI(Text Summarization API)も新たに公開予定だ。

同社は今回公開するText Summarization APIを含め、すでに公開されている全9つのAPIに関し、フィードバックを受け改善を重ねることで、業界への貢献および今後のさらなる進化を目指すとしている。

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