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2025年度の市場規模は230.5億円に——シード・プランニング、プログラミング教育関連市場の将来展望について調査結果を公表

シード・プランニングは、プログラミング教育関連市場の将来展望についての調査結果を公表した。

調査では、主なプログラミング教育関連市場について、学校外の施設である「プログラミング教室/スクール」、プログラミング教育を行う際の支援ツールとなるロボットなど「教材/プログラミングツール」、教員の研修や育成など「人材関連支援」の3分野に分類。 各分野の主要企業となる計106社へのヒアリング、オープンデータなどによる調査を行い、市場規模を算出した。

プログラミング教室/スクール、教材/プログラミングツール、人材関連支援の3分野を合わせたプログラミング教育関連市場規模については、2016年度時点で39.9億円と推計している。

調査結果によると、プログラミング教育の移行期間に入る2018年度、および本格的に教育が実施される2020年度以降において、多くの子どもたちが学校教育を通じてプログラミングに興味関心を持つことが想定されるという。

プログラミング教育の本格実施から小学校は5年後、中学校は4年後となる2025年度には、市場規模は230.5億円に成長すると予測。2016年度からの10年間でみると、市場規模は約6倍に成長するとの見通しだ。

分野別にみると、2020年度前後にまず教材/プログラミングツールや人材関連支援の需要が増加。2020年度以降は、次年度に中学校、さらに次の年度に高校へとプログラミング教育が拡大することから、プログラミング教室/スクールの需要増が見込まれると分析している。

なお、詳細な調査結果は、市場調査レポート「プログラミング教育関連市場の現状と将来展望」に掲載している。

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