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NVIDIAとArm、家電製品やIoTデバイスに対するディープラーニング推論提供に向け提携を発表

NVIDIAと英Armが、ディープラーニング推論の提供に向け提携することを発表した。

両社の提携により、機械学習実現のため、オープンソースのNVIDIAディープラーニングアクセラレーター(NVDLA)アーキテクチャーがArmの「Project Trillium」プラットフォームに統合され、NVDLAの知的財産(IP)がProject Trilliumプラットフォームで利用可能になる。

チップメーカーは数十億以上もの家電製品やモバイル/IoTデバイス向けチップに人工知能(AI)を組み込めるようになり、世界中の消費者がよりインテリジェントな製品を安価に入手できるようになるとしている。

NVIDIAの自律型マシン担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるディープゥ タッラ氏は、プレスリリースで「ディープラーニング推論は、将来あらゆるIoTデバイスにとって中核的機能となるだろう。今回の提携によって、数百社のチップメーカーが容易にディープラーニングテクノロジーを取り入れられるようにすることで普及の波を後押ししたい」と両社の提携の意義を述べている。

幅広い種類のIoTデバイスでArm製品の順応性と拡張性を活用できるようになるので、NVDLAとProject Trilliumとの統合はディープラーニング開発に携わる人たちに最高レベルの成果をもたらすだろう。

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