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図面に合わせて縮尺を変えられるスマート三角スケール「Smart Scale Ruler」

縮尺のわからない紙図面からでも簡単に寸法が取れるスマート三角スケール「Smart Scale Ruler」がKickstarterに登場した。

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図面を扱う業界ではCADの普及で三角スケールを使う機会も減ってきたが、まだまだ紙に出力した図面を使って打ち合わせをする機会はある。Smart Scale Rulerは、そうした現場でしばしば問題になる「縮尺がわからない」「メートル/ヤード変換」「簡単に均等分割したい」といった3つの課題を解決してくれるスケールだ。

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Smart Scale Rulerの特徴は、目盛の表示面がディスプレイになっていることだ。このため、一般の三角スケールのような固定縮尺目盛ではなく、スライダーで指定した区間の実測値を本体上のボタンから入力することで、その図面の縮尺に合わせたカスタム目盛を表示できる。もちろん、標準的な縮尺での目盛表示も可能だ。

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メートル/ヤード(フィート)の変換は、ボタンをワンクリックするだけで目盛表示が切り替わる。そして、図面上の指定部分を4等分したい場合には、その領域をスライダーで指定し、分割したい数字の4をボタンで入力すると、目盛盤上に4等分点が表示されるので、面倒な割り算をしなくても簡単に寸法が取れる。分割数は自由に設定できる。

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リチウムイオンバッテリーを内蔵し、USB経由で充電できる。1充電で30時間ほど使えるとのことだ。スケール本体の全長などサイズが明記されていないため、確認が必要だろう。

Smart Scale Rulerは早期キャンペーンとして179カナダドル(約1万4900円)で提供する。2018年8月の出荷を予定している。送料は無料。定価は199カナダドル(約1万6600円)で提供する。

Smart Scale RulerはKickstarterにて、2018年5月2日までクラウドファンディングを実施中。4月4日時点で、約6万5000カナダドル(約540万円)の目標額に対し、約2万5000カナダドル(約208万円)を集めている。

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