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ニキシー管でバーグラフ表示できる——Arduinoシールド「Nixie Clock」

ニキシー管がドライブできるArduino用シールド「Nixie Clock」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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Nixie Clockは、珍しいバーグラフ型ニキシー管「IN-9」×2をドライブできるArduino用シールドだ。基本的には、外部から12V 1Aの電源と、D9/D10にPWM信号を供給することでニキシー管を点灯させる構成になっている。

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IN-9は、管内を流れる電流の強さで発光バーの長さが変わる特殊なニキシー管だ。温度や気圧、インターネットスピード、オーディオメーターなどをレトロに表示するのに適しているが、Nixie Clockにはリアルタイムクロック「DS1307」が搭載されている。リニア表示の時計を作るサンプルスケッチを提供するとしており、時計の作例を示している。

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Nixie Clockはアセンブリ済で、ヘッダーの有無は選択できる。出力電圧は150Vで、ニキシー管の寿命は約1000時間とのことだ。

Nixie Clockの価格は30ポンド(約4500円)で、ニキシー管×2が付属するが、12V電源とリチウムボタン電池「CR1220」、Arduinoは自分で用意する必要がある。2018年6月の出荷を予定しており、日本への送料は5ポンド(約750円)だ。

Nixie ClockはKickstarterにて、2018年5月19日までクラウドファンディングを実施中。4月5日時点で、1000ポンド(約15万円)の目標額に対して約550ポンド(約8万円)を集めている。

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