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PICマイコンでArduinoシールドを使おう——PIC16F1ファミリーを搭載したマイコン学習キット「PICoT」

ビット・トレード・ワンは、PIC16F1ファミリーマイコンを搭載する学習用基板「PICoT」を2018年4月10日に発売する。CQ出版発行のトランジスタ技術2018年5月号との連動企画だ。

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PICoTは、内蔵アナログモジュールが強化されたメインマイコン「PIC16F1778」と、豊富な内蔵モジュールとI/O構成によりArduino互換の構成が可能な「PIC16F18857」の2CPU構成の学習基板だ。基板上にArduino互換拡張コネクターを搭載しているので、様々なArduinoシールドをPIC16F18857から使うことができるのが大きな特徴だ。

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基本的なスイッチやフルカラー発光ダイオード、可変抵抗、液晶表示器、デュアルMOSFETによるフルブリッジ、温度センサー、温度/湿度/気圧センサーなどを搭載しており、さらにBluetooth/Wi-Fiモジュール、DCモーター、RCサーボなどを追加して、具体的な使い方を学習することができる。

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加えて、MEMSモジュール(シリコンマイクロフォンSPU0414HR5H-SB)を実装するアナログ回路基板「ADCQ1805OP」をオプションとして装着できるので、PICを使った音声入出力についても学ぶことができる。

主な仕様として、ディスプレイは16×2行キャラクタ液晶モジュール、入出力はArduino互換拡張コネクター×1、スイッチ入力×4、半固定ボリューム×1、RCサーボ用ピン、モーター用ピン、WiFiモジュール用コネクター、Bluetoothモジュール用コネクター、アナログ拡張ボード用コネクターなどを備える。サイズは150×15×100mm、重量が約87gだ。

価格はオープン価格だが、組み立て済の製品「ADCQ1805P」の市場予測売価が7980円、組み立てキット「ADCQ1805K」が5980円、オプションアナログ拡張ボード「ADCQ1805OP」が1780円(いずれも税別)だ。取り扱い各店舗をはじめ同社公式オンラインショップなどで販売する予定だ。

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