新しいものづくりがわかるメディア

RSS


200以上のパッチが利用できる——モジュラーシンセサイザーツールキット「Magus」

モジュラーシンセサイザーツールキット「Magus」がKickstarterに登場し、出資を募っている。パッチ式シンセサイザーキットで、オリジナルのサウンドをプログラムできる。

Magusは、48kHz/24bitステレオオーディオ対応で、32bit浮動小数点DSP、ARM Cortex-M4プロセッサー、8MB RAMを搭載。コントロールノブ×6、3.5mmステレオヘッドフォン出力端子、ライン入力/出力端子、USB MIDIデバイス/ホストインターフェース、OLEDディスプレイ、デュアルモノラルオーディオ入出力端子、2.1mm電源用ジャックを備える。レイテンシーは1ミリ秒以下。電源はUSB経由かDCアダプターから供給する。

Magus

Magusは、パッチ入力/出力×各2個と12bit双方向CVパッチポイントを20個備えており、双方向パッチポイントはそれぞれ入力または出力に設定できる。20個中16個のパッチポイントの上または下にRGB LEDを搭載し、LEDの色でレベルと方向を表す。パープル/ブルー/シアンは入力、オレンジ/レッド/ピンクは出力を意味する。パッチポイントの信号レベルは-10V~+10Vで、ユーロラック完全互換だ。

Magus

Magusにはファームウェア「OpenWare」が組み込まれており、開発元の製品であるエフェクトペダル「OWL Pedal」やデジタルオーディオデバイス「OWL Modular」と同じパッチを使用できる。ユーザーが作成した200以上のパッチがネット上で公開されており、USBケーブルを接続してウェブページから直接読み込むか、MIDI Sysexファイルとしてダウンロードして使用できる。パッチはMax Gen、Pure Data、FAUSTやC++で作成可能。開発元のウェブページで公開されているパッチは、ブラウザー上で編集することもできる。

Magus Patch Library Patch Library

同じくパッチ式のミニシンセサイザー「Wizard」と「Alchemist」も用意しており、WizardはMagusと同じパッチの実行とプログラムが可能。割り当て可能なコントロールノブ×5、ボタン×4、12bit CV入力/出力×各2、トリガー入力/出力、USB MIDIホスト/デバイスインターフェース、RGB LEDを備える。

最も小さいAlchemistは、コントロールノブ×4、トリガーボタン×2、モードボタン、トリガー入力、CV入力、USB MIDIデバイスインターフェース、RGB LEDを備える。

Wizard Wizard
Alchemist Alchemist

Magusの価格は420ポンド(約6万3000円)。USBケーブル、パッチケーブル6本、電源が付属する。出荷は2018年7月を予定しており、日本への送料は15ポンド(約2300円)だ。

Alchemist/Wizardの価格はそれぞれ90ポンド(約1万4000円)/160ポンド(約2万4000円)で、いずれもUSBケーブルが付属する。Alchemistの出荷は2018年6月、Wizardの出荷は2018年7月を予定。日本への送料はいずれも12ポンド(約1800円)だ。

Magusは、2018年5月3日までクラウドファンディングを実施中。4月6日時点で、1万2000ポンド(約180万円)の目標額に対して約5800ポンド(約87万円)を集めている。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

今人気の記事はこちら

  1. IBMチューリッヒ研究所、LEGOとArduinoとRaspberry Piを使って総額300ドルの顕微鏡を作製
  2. 弦ごとのコントロールも可能——エレキギター用光学式ピックアップ「ōPik」
  3. Raspberry Piのサンプルプログラムで機械学習を学ぶ——CQ出版、「ラズパイとカメラで自習 機械学習」発刊
  4. 楽器に挫折した人々を救う新楽器「インスタコード」誕生
  5. 5分で組み立て可能——モジュラー式デスクトップ3Dプリンターキット「Creality CR-6 SE」
  6. 英バース大、3Dプリントして自作できる研究室グレードの顕微鏡デザインを公開——最安製造コストは2000円以下
  7. マスク装着時の不快感を軽減——B´full、「3Dプリント製 立体インナー:メイクキープフレーム」販売開始
  8. 町工場の声から生まれたAI——製造業を支えるスタートアップを目指すロビット
  9. 8GBメモリを搭載——スイッチサイエンス、「Raspberry Pi 4 Model B/8GB」を発売
  10. SPDTリレー×4搭載——「ESP32」ベースのIoTモジュール「ESP Module」

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る