賞味期限をスマホで管理できる——Android対応NFCフードトラッカー「Acorn」
2018/04/10 13:30
食品にセットして賞味期限をトラッキングできるNFCフードトラッカー「Acorn」がKickstarterに登場し、出資を募っている。
Acornは、搭載したNFCタグに食品の賞味期限データを登録し、期限切れ前に知らせてくれるフードトラッカーシステム。Android対応アプリを使い、登録データの管理やリマインダー設定ができる。
使い方は簡単で、まずトラッカーを食品に取りつけ、名前と賞味期限をスマートフォンアプリに登録し、NFCタグに情報をエンコードする。あとは、いつまで消費すべきかを知らせてくれる、リマインダー設定をするだけだ。登録した食品データは、スマートフォンでトラッカーをスキャンして確認できる。トラッカーのNFCタグは、繰り返し利用できる。
Acornには「A1」と「A2」の2タイプがあり、A1は吸盤で、A2はナイロンストラップで管理対象に固定する。A1のサイズは36×18mm、A2は29×22×8mmで、NFCチップをABS製カバーで覆っており、-25~70度の環境で利用できる。
Acornは、A1とA2の4/10/25個セットをそれぞれ29カナダドル(約2440円)/69カナダドル(約5800円)/159カナダドル(約1万3400円)で提供する。2018年8月の出荷を予定しているが、今のところ日本への出荷には未対応だ。
AcornはKickstarterにて、6万6000カナダドル(約554万円)を目標に2018年5月7日までクラウドファンディングを実施する。