繰り返し幾何学模様が美しい——フラクタル木製パズル「Complexity Puzzle」
2018/04/13 13:30
ピースの一部分の形が全体と相似するフラクタル図形パターンを用いた木製パズル「Complexity Puzzle」がKickstarterに登場した。
Complexity Puzzleは、木板をレーザーカッター加工して作られた見た目も美しいパズル。幾何学的な繰り返しパターンに従ってカットされており、ピースを全てはめ込むとピース同士の境目が分からなくなるほど精密に加工されている。それぞれのピースは似かよっていて、簡単そうに見えても実は難しいというパズルだ。
Complexity Puzzleのサイズは約250×250×6mm。高名なドイツ人数学者ヒルベルトの名前を冠する「Hilbert Curve」、雪の結晶をイメージさせるコッホ雪片に似たパターンの「Gosper Curve」、NASAの物理学者グループが研究し1967年に雑誌で紹介したより抽象的なパターンの「Dragon Curve」といった3種類のフラクタル図形パターンを用いたパズルが用意されている。
Complexity Puzzleの価格は、いずれのパズルも55カナダドル(約4700円)。出荷は2018年7月の予定で、日本への送料は10カナダドル(約850円)だ。
Complexity Puzzleは2018年5月11日までクラウドファンディングを実施。2018年4月13日時点で、目標の1万カナダドル(約85万円)に対し約3800カナダドル(約32万円)を集めている。