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海外スタートアップ企業の国内展開を支援——Makuakeと福岡市が連携

クラウドファンディングサービス「Makuake」を運営するマクアケと、福岡市の運営する「フクオカグローバルスタートアップセンター」は、海外スタートアップ企業の国内展開を支援するための連携を開始した。

今回の連携に基づき、福岡市では、海外スタートアップ企業をMakuakeへ紹介。Makuakeでは、福岡市主催のセミナー、商談会などの協力も得ながら、クラウドファンディングの活用をサポートする。

これまで、海外スタートアップ企業が日本展開をする場合、金融機関の融資が受けづらく、また製品の一般販売前のテストマーケティング手法が少ないなどの困難があった。

今回の連携により、海外スタートアップ企業は、Makuakeを活用して一般販売前に日本の消費者の反応や意見を集めることができ、またクラウドファンディングの実績をもとに、金融機関からの融資や流通販路の確保がしやすくなるなど、スムーズなビジネス展開が可能になる。

今回の連携による福岡市からの紹介により、2件のクラウドファンディングプロジェクトを開始している。一つは「ラトビアから日本初上陸!食べるコーヒー『コーヒーピクセル』」、もう一つは「台湾発!超効率英語e-ラーニングサービス『ホープイングリッシュ』」だ。

福岡市では、国家戦略特区として「グローバル創業・雇用創出特区」に指定され、スタートアップ企業支援の先進的な取り組みを実施している。2017年には「フクオカグローバルスタートアップセンター」の運営を開始し、福岡市内スタートアップの海外展開支援や海外スタートアップの福岡進出に力を入れている。

またMakuakeでは現在、海外の企業によるプロジェクトが100件を超え(国内代理店も含む)、クラウドファンディングの実績によりビジネス展開が加速する海外企業が増加しているという。

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