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ポジティブワン、UltraHDビデオ入力が処理できるシングルボードコンピューターとビデオ入力ボードキットを発売

ポジティブワンは2018年4月17日、Qualcomm製Snapdragon820搭載シングルボードコンピューターおよびUHD 4Kビデオ入力ボードキットの販売を開始した。

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SnapdragonTM820(APQ8096 SoC)プロセッサを搭載したシングルボードコンピューターは、4GBオンボードPoP LPDDR4、64GB UFS 2.0ギア3(1レーン)、USB 3.0、USB 2.0、SDC、GPIO、デュアルMIPI-DSI(4レーン)&タッチスクリーン、2×MIPI-CSI(4レーン)、オーディオ 4倍のライン出力、2倍のHPH、3倍のマイク入力などを備えている。UHD 4Kビデオ入力ボードは、東芝製TC358840XBGを搭載し、UltraHD、FullHD、HDのHDMI入力プレビューストリームと録画をサポートしている。

UltraHDMI to CSI変換チップと、Snapdragon 820のISPを使ってプレビュー処理が行われ、ハードウェアアクセラレーションによるエンコードとキャプチャの機能を実現するプラットフォームに、MIPI-CSIストリームを提供する。

データ処理は、MIPI-CSI、CSI-2、I2Cなどを使って行われる。高解像度の4Kビデオストリームは、HDMIソースからアダプタカードに受信され、2つのMIPI-CSIコネクタを介して、Snapdragon 820プラットフォームにCSI-2 Txデータが送られる。1080p以下の解像度は1つのCSI-2、4Kは2つのCSI-2を使用する。オーディオはI2Cを使って処理され、録画されたストリームにはHDMIオーディオが含まれる。

シングルボードコンピューターとビデオ入力ボードを使うことで、UltraHDビデオ入力を統合して、ビデオ会議、大型ディスプレイ壁、セキュリティソリューション、高解像度ビデオエンコーディングを必要とするユースケースなど、4Kビデオ処理を行うHDMIシンクベースのアプリケーションが構築できる。

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