二足歩行ロボットを作ろう——オーム社、「ROBO-ONEにチャレンジ! 二足歩行ロボット自作ガイド」発刊
2018/04/24 12:00
オーム社は、二足歩行ロボット格闘技大会「ROBO-ONE」に参加できるロボットの製作方法を解説した「ROBO-ONEにチャレンジ! 二足歩行ロボット自作ガイド」を発刊した。
ROBO-ONEは、二足歩行ロボット協会が、ものづくり技術の向上と二足歩行ロボットの普及を目指して開催している二足歩行ロボット格闘技大会だ。
本書では、前半で基本的なロボットの構成やROBO-ONEの内容から、サーボなど使用する部品の概要、歩行などのプログラムの作成までを解説している。サーボの制御はArduinoを使用し、最低限歩行ができるロボットを製作する。後半では、ROBO-ONEの常連参加者による、ロボット製作のノウハウの紹介が中心となり、ロボット製作のコンセプトの考え方、格闘技の技やダンスなどの動き(モーション)をプログラムする際のコツ、ハードウェア製作のコツなどが解説されている。また、本書で取り上げたArduinoのサンプルスケッチはダウンロードできる。
二足歩行ロボットを作ってみたい人、ロボットや二足歩行のキット製作からステップアップしたい人、ロボットのハードウェアについてはあまり知識のない人などの初心者を主な対象としているが、すでに製作の経験がある人にも役に立つ内容となっているという。
著者は、ROBO-ONEを主催する二足歩行ロボット協会。B5変形版296ページで定価が3024円(税込)だ。