車庫の閉め忘れをスマホにお知らせ——IoTセンサー「Roost Smart Garage Door Sensor」
2018/04/27 11:30
車庫の閉め忘れをスマートフォンに通知してくれるIoTセンサー「Roost Smart Garage Door Sensor」がIndiegogoに登場した。
Roost Smart Garage Door Sensorは、車庫の扉に取り付けて使う小型センサー。内蔵の加速度センサーが車庫の扉を開閉する動きを検知し、扉の状態を判断する。扉が開くと自宅の無線ルーター経由でRoostのクラウドに信号が送られ、スマートフォンの専用アプリに通知が届いて車庫の扉が開いていることをユーザーに知らせる。シンプルなIoTデバイスだが、車庫のある家にとっては便利な防犯グッズだ。
開発元のRoostは、スマートホーム関連製品を手掛けるスタートアップ。Roost Smart Garage Door Sensorの他に、煙探知機に装着するだけでスマートフォンへの通知を可能にする煙探知機用スマート電池「Roost Smart Battery」、台所のシンクや洗濯機などの漏水や水道管の凍結を検知する「Water Leak and Freeze Detector」を販売している。Roost Smart Garage Door Sensorは、既存の製品で使用されている無線チップ、マイクロプロセッサー、クラウドソリューションをベースにして開発された製品だ。
Roost Smart Garage Door Sensorの大きさは47×31.5×21.7mm、重さは35g。交換可能なリチウム電池を使用し、電池寿命は2年だ。使用温度範囲は-10℃~50℃となっている。
Roost Smart Garage Door Sensorの価格は、29ドル(約3200円)。出荷は2018年7月の予定だが、出荷先は米国内に限られている。
Roost Smart Garage Door Sensorは2018年5月下旬までクラウドファンディングを実施。2018年4月27日時点で目標の2万5000ドル(約270万円)に対して、約8500ドル(約92万円)を集めている。