Raspberry Piプロジェクトを始めよう——各種センサーの使い方が学べるRaspberry Pi学習キット「CrowPi」
2018/05/08 17:30
Raspberry Piをベースにした電子工作学習キット「CrowPi」がKickstarterに登場し、出資を募っている。
CrowPiは、Raspberry Piや電子工作の初心者向けにプログラミングや各種センサーの使い方を学習するための素材一式をアタッシュケース型のケースに詰め込んだ学習キットだ。
本体にRaspberry Piをセットすると中央のブレッドボードにGPIOを引き出すことができ、ボードに実装されている超音波距離センサー、LCD、振動センサー、サウンドセンサー、ライトセンサー、温湿度センサー、モーションセンサーなどとジャンパーワイヤーで接続して使い方を学習できる。ケース上面には7インチディスプレイとスピーカーを搭載する。
ユーザーマニュアルのプリント版とステップバイステップデジタルチュートリアルを用意しており、プログラミングの実践を通じて電子部品の制御方法などが学べる仕組みになっている。
Raspberry Pi 2B/3B/3B+/Zeroに対応し、色はブラック/パープル/ブルー/イエローから選べる。キーボードとマウスと携帯バッテリーを接続すれば、ポータブルなLinux PCとしても利用できる。
CrowPi「ベーシックキット」は今なら35%オフの早割価格1169香港ドル(約1万6200円)で提供する。電源アダプター(5V3A)、16G TFカード、TFカードリーダー、RFIDカード、タッチペン、5Vステッピングモーター、ミニサーボ「Tower Pro 9g SG-90」、赤外線リモコンが付属するが、Raspberry Piは含まれていない。2018年7月の出荷を予定しており、日本への送料は204香港ドル(約2830円)だ。
CrowPiはKickstarterにて、2018年6月16日までクラウドファンディングを実施中。5月8日時点で、23万5000香港ドル(約326万円)の目標額に対して約19万5000香港ドル(約271万円)を集めている。